「転職で年収が上がるって聞くけど、実際どれくらい上がるの?」という疑問に、2回の転職を経験した会社員として正直な数字で答えます。転職 年収アップ 実体験として、私は転職2回の合計で年収が250万円上がりました。
1回目は同業種転職で+50万、2回目は異業種転職で+200万。それぞれのタイミング・理由・判断基準を実録で公開します。「転職で年収は上がるのか?」の参考になれば幸いです。
転職で年収を上げるには、適切なタイミングと正しいポジション選びが重要です。ただ転職するだけでは上がらないケースも多い。この記事では失敗談と成功のポイントも含めて紹介します。

結論:2回の転職で年収+250万円の内訳
まず結論を整理します。私の転職歴と年収変化の概要は以下の通りです。
| 転職回数 | 転職形式 | 在職年数 | 年収増加 |
|---|---|---|---|
| 1回目(2018年) | 製造業→製造業(同業種) | 5年後 | +50万円 |
| 2回目(2024年) | 製造業→コンサル(異業種) | 6年後 | +200万円 |
| 合計 | — | — | +250万円 |
2回とも転職エージェントを使いました。1回目は同業種でリスクを最小化しながら年収を上げる「安全な転職」、2回目は製造業で積んだ経験をコンサルに転用する「軸ずらし転職」です。転職 年収アップ 実体験として、どちらもエージェントなしでは実現できなかったと思っています。それぞれの詳細を解説します。
1回目転職(同業種・年収+50万):在職5年で市場価値を確認した

まじめくん
同業種転職でも年収って上がるんですか?

てぬき所長
上がります。市場価値が現職の給与を上回っていればOKです。
1回目の転職は2018年、入社5年目のタイミングでした。製造業1社目から同じ製造業の別会社への転職です。
同業種転職で年収が上がった理由
同業種転職でも年収が上がるのは、市場での自分の市場価値が現職の給与より高い場合です。大企業や歴史ある会社は昇給スピードが遅い傾向があります。外部市場では、同じスキル・経験に対して上乗せして採用コストを払ってでも欲しいと思っている会社が存在します。
私のケースでは、製造業の生産管理・工程管理の経験が転職先のニーズに合致していました。5年間の実績は職場では普通のことですが、転職市場では十分な経験値として評価されました。「同じ仕事ができる人材を採用するには、現職より高い給与を提示する必要がある」という採用側の論理が、年収アップにつながります。
1回目転職で学んだこと
1回目転職の最大の気づきは「転職活動はただでできる自己評価ツール」だという点です。転職エージェントに登録してスカウトが来るかどうか、面接が進むかどうかで、自分の市場価値の目安がわかります。
この経験が2回目転職への準備になりました。「自分が今の職場で評価されている仕事は何か」「どのスキルが外部でも通用するか」を意識するようになったのは、1回目転職をきっかけにした変化です。

2回目転職(異業種・年収+200万):製造業の経験をコンサルに転用した
2回目の転職は2024年、製造業2社目からコンサルへの異業種転職です。この転職が年収+200万という最大の増加をもたらしました。
なぜ異業種転職で年収が大きく上がったか
異業種転職で年収が大幅に上がるのは、「業界間のスキルの価値差」があるからです。製造業での業務改善・プロジェクト管理・コスト削減の経験は、コンサル業界では希少価値のある実務スキルとして評価されます。
コンサルタントが顧客に提供するのは、課題解決の方法論と実行支援です。私が製造業で6年間やってきた「現場の問題を見つけて仕組みを変える」経験は、まさにこのコンサル業務に直結していました。業界を越えて経験を持ち込むことで、相手の業界では当たり前でないスキルが武器になります。
「軸ずらし転職」という考え方
異業種転職で年収が上がるパターンとして「軸ずらし転職」という概念があります。職種は同じまま業界を変えるか、業界は同じまま職種を変えるか、どちらかの軸だけをずらすことで転職リスクを下げながら市場価値を高める転職方法です。
私のケースは「業界をずらした」パターンです。製造業という業界からコンサルという業界へ。職種は「現場改善・プロジェクト推進」の領域で一貫していました。全く未知の業界・職種に飛び込むリスクを避けながら、年収を大きく上げられた理由の一つです。
コンサルへの転職で重要だったこと
異業種転職で評価されるには、「経験を相手の言葉に翻訳する」能力が重要です。製造業での業務改善経験を「コンサルタントとして価値を提供できる実績」として表現し直す必要がありました。
具体的には、「工程改善でリードタイム30%削減」「製造原価削減プロジェクトのリーダーとして年2,000万円規模のコスト削減を実現」など、数字で示せる実績に絞って職務経歴書を作成しました。数字のない実績は相手に伝わりにくい。この準備に時間をかけたことが、面接通過率につながったと思っています。
転職で年収アップした3つのポイント

まじめくん
在職中に転職活動って、会社にバレませんか…?

てぬき所長
バレる理由はほぼないです。有給で面接に行けばいい。
2回の転職を振り返って、年収アップにつながった共通のポイントをまとめます。
1. 転職活動は在職中に行う
転職活動を退職後に行うと、「早く次の仕事を見つけなければ」という焦りが生まれます。この焦りが年収交渉力を下げます。在職中に転職活動を進めることで、「今の仕事が続けられる」という精神的余裕が生まれます。余裕のある交渉は年収条件を落としにくくします。
私はどちらの転職も在職中に進めました。退職後の転職活動を選択肢として考えたこともありましたが、経済的な不安が判断を狂わせるリスクを考えてやめました。
2. 複数の会社に同時並行で応募する
1社ずつ順番に受けていると、比較検討する軸がなくなります。複数社から内定が出た状態で「どちらが良いか」を選ぶことで、年収や条件の交渉がしやすくなります。
特に年収交渉では「他社からこの条件で内定をいただいているが、御社で働きたいので○○万円に上げていただけないか」という交渉が有効です。1社しか受けていない状態ではこの手が使えません。
3. 転職エージェントを使い、年収交渉を依頼する
転職エージェントを使う最大のメリットは、年収交渉を代行してもらえることです。自分で直接「給料を上げてほしい」と言いにくい場面でも、エージェントが交渉ウィンドウになります。

転職 年収アップ 実体験から見えた「準備期間」の重要性
年収アップを目的とした転職で最も見落とされがちなのが「準備期間」の使い方です。転職活動を始めてから慌てて職務経歴書を作るのでは遅い。日頃の仕事の中で「転職市場で使える実績」を意識的に積み上げることが重要です。
現職でやっておくべき準備
転職を考え始めたら、現職での仕事を外部の人に説明できる言語に変換する練習をしてください。以下の問いに答えられるかどうかが基準になります。
- 自分が担当したプロジェクトの成果を数字で言えるか(コスト削減何%・売上増加何万円など)
- 自分のスキルが現職以外の会社でも通用するか説明できるか
- なぜ転職するのかを「前向きな理由」で説明できるか(「会社が嫌だから」ではなく「次のステップとして○○がしたい」)
私は1回目転職の6ヶ月前から、日常の業務を「職務経歴書で使えるか」という視点で記録するようにしました。このメモが後の職務経歴書の素材になりました。転職 年収アップ 実体験の多くが「準備した人が有利になる」という点では共通しています。
転職市場のデータで自分の立ち位置を把握する
転職活動を始める前に、業界・職種別の年収相場を把握しておくことを強くすすめます。希望年収を設定する根拠がないと、低すぎる条件で交渉してしまうリスクがあります。
doda平均年収調査などの転職サービスが公開している業界・職種別の年収データを参照することで、自分の現在の年収が相場より低いかどうかを把握できます。相場より低いと判明した場合は、転職活動によって年収アップを目指す根拠が明確になります。
私のケースでは、製造業→コンサルへの転職前にコンサル業界の年収相場を確認し、現職との差額を把握した上で希望年収を設定しました。この根拠があることで、交渉時に数字を自信を持って提示できました。
転職後の年収増加分を投資に回す
転職で年収が上がったら、増加分の一部を資産形成に回す仕組みを作ることが重要です。年収が上がると生活水準が上がりやすい傾向がありますが、増加分をNISAや投資に充てることで、収入アップの効果を長期的な資産形成につなげられます。
私は2回目転職(+200万円)後、増加した手取りの大部分をNISA積立額の引き上げに充てました。収入が増えた瞬間に積立設定を変えることで、生活水準の上昇に先手を打てました。転職で収入を上げることと、上げた収入を投資に回すことは一つのサイクルとして考えると効果的です。固定費削減→NISA積立の仕組みと組み合わせると、さらに資産形成が加速します。
NISAの口座開設は以下から申し込めます(口座開設・維持費無料)。
転職で年収が上がりにくいケースと注意点
転職すれば必ず年収が上がるわけではありません。上がりにくいパターンを把握しておくことで、転職のタイミングや準備の方向性を間違えずに済みます。
- 在職年数が短すぎる:1〜2年での転職は「すぐ辞める人」と判断されやすく、採用側の条件が下がることがあります。少なくとも3〜5年の実績を積んでから動くのが基本です
- 数字で示せる実績がない:「頑張った」「チームに貢献した」は伝わりません。コスト削減・売上貢献・リードタイム短縮など、数字に落とせる成果が採用側への説得力になります
- スキルが現職専用になっている:特定の会社・業界でしか使えないスキルは市場価値が低い。普遍的なスキル(プロジェクト管理・問題解決・コミュニケーション)と組み合わせることが重要です
- 希望年収を低く提示しすぎる:「いくらでもいいです」は交渉力の放棄です。転職エージェントに相談して市場相場を把握し、相場の上限付近を希望年収として提示することで、交渉の余地を作れます
もう一点追加するなら「現職で不満だけを持って転職しようとするケース」です。給与・人間関係・仕事内容が不満で転職しても、同じ状況の会社に入ってしまう例が多いです。「何から逃げたいか」ではなく「何を手に入れたいか」という軸で転職先を選ぶことが、転職後の満足度と年収維持につながります。転職 年収アップ 実体験のうち失敗例の多くは、この「逃げる転職」で生じています。
よくある質問
Q: 転職2回で年収+250万円は現実的な数字ですか?
異業種転職を含む場合、実現可能な数字だと思います。ただし、転職の成果は業界・職種・経験年数・スキルによって大きく変わります。転職 年収アップ 実体験の相場として、業界調査では転職で年収が上がった人の平均増加額は70〜100万円程度というデータがあります(参考: 転職サービス各社の調査)。重要なのは「何年かけて250万円を目指すか」というタイムラインです。私の場合は5年+6年の合計11年かけて達成した数字です。毎年昇給で一気に増やすのではなく、2回の転職という節目を使って段階的に年収を引き上げたことが現実的に実行できた理由です。
Q: 30代の異業種転職は難しいですか?
スキルの再定義ができれば十分に可能です。30代は「即戦力」として期待される年代です。未経験職種への転身は難しくなりますが、「軸ずらし転職」(業界か職種の片方だけを変える)であれば30代でも積極採用されるケースが多いです。重要なのは、過去の経験を転職先の職種・業界の言葉で説明できるかどうかです。私は32歳でコンサルへの転職を成功させました。異業種転職に年齢制限はあるものの、製造業のような業界で実務経験を積んだ人材はコンサル・IT・メーカーの各業界から引き合いがあります。「30代だから遅い」と諦めるより、先に転職エージェントに相談して市場の反応を見ることをすすめます。
Q: 転職エージェントは必ず使った方がいいですか?
無料で使えるため、利用しない理由はほとんどありません。エージェントは採用側から報酬を受け取るため、求職者の利用は無料です。年収交渉の代行・求人の精査・面接日程の調整など、転職活動の手間を大きく減らせます。私は両方の転職でエージェントを活用しました。

まじめくん
結局、まず何から始めたらいいんですか?

てぬき所長
転職エージェントへの無料登録。これだけで市場価値がわかります。
まとめ:2回の転職実体験が証明した年収アップの確実な方法
2回の転職で年収+250万円を達成した経験からまとめます。
- 1回目(同業種)は市場での自分の価値を確認する安全な転職。在職5年後が目安
- 2回目(異業種)は「軸ずらし転職」で製造業の経験をコンサルに転用。一気に+200万円
- 転職で年収を上げるには、在職中の活動・複数社への応募・エージェント活用の3点が有効
- 在職年数が短い・数字の実績がない・スキルが現職専用は年収アップしにくいパターン
副業・節約・投資の前に転職で年収を上げることが、最も確実で即効性の高い収入アップ手段です。転職 年収アップ 実体験は人によって異なりますが、正しい準備と戦略で年収を大きく上げた人は多くいます。転職で年収が上がった後は、増加分を資産形成に回すサイクルを作ることで、収入アップの効果を最大化できます。まず転職で土台を作り、次に固定費削減で余剰を作り、そしてNISA積立で資産を増やす。この順番で動くことが、会社員の資産形成において最も再現性の高いルートだと私は実感しています。

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