車を手放した話【都内・独身】維持費が月2万円浮いてNISAに回せた実録

節約・固定費

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結論から書きます。都内(23区内)で独身なら、車は手放してしまった方が合理的でした。私はジープ・レネゲードを2年乗って2024年の初めに手放しましたが、それで浮いた維持費は月およそ2万円。今はその分がまるごとNISAの積立に回っています。

この記事は「車を持つべきか」という一般論ではなく、地方で車を持っていた独身会社員が、23区内に引っ越したのをきっかけに手放した実録です。売却に使った一括査定で「大手よりも地方の中小業者が一番高く買い取ってくれた」という、ちょっと意外な体験もあわせて正直に書きます。

  • 手放す前にかかっていた維持費の内訳(年約24万円)
  • 一括査定の実体験:大手より地方の中小が最高値だった話と、電話ラッシュという正直なデメリット
  • 浮いた維持費をNISAに回すと20年でどうなるかの試算
  • 車を手放していい人・手放さない方がいい人の判断軸

手放す前にかかっていた維持費は年およそ24万円だった

まず、車を持っていた頃に毎年いくら払っていたのかを整理します。当時は地方に住んでいて、ジープ・レネゲード(1.3Lターボ)に2年乗っていました。

項目 年額(概算) 備考
駐車場 24,000円 月2,000円(地方の相場)
任意保険 約40,000円 年払い
自動車税 約30,500円 排気量1.5L以下の区分
ガソリン 約146,000円 年1万km・ハイオク車
車検 0円 初回車検の前に手放した
合計 約240,000円/年 月あたり約2万円

※ガソリン代は「年1万km・実燃費12km/L・ハイオク175円/L」で試算した概算です。自動車税は1.0L超1.5L以下の区分(初度登録2019年10月以降は30,500円、それ以前は34,500円)。コーティングなどのメンテ費用は別途かかっています。

こうして並べると、毎年24万円前後、月にすると約2万円を車のために払い続けていたことになります。とくにハイオク車のガソリン代は重く、年間で15万円近くが燃料に消えていました。さらに、5年保証のコーティングをかけたのに2年で手放したので、その費用も結局は使い切れずに終わっています。

まじめくん

まじめくん

月2万円って、けっこう大きいですね……

てぬき所長

てぬき所長

そうなんです。しかもこれは「乗っても乗らなくてもかかる」固定費。使用頻度が下がると、一気にコスパが悪くなります。

なぜ手放したか:地方から23区内に引っ越して「いらなくなった」

手放す決め手になったのは、引っ越しです。車を持っていた頃は地方に住んでいて、移動には車が必要でした。ところがその後23区内に転居したことで、生活が一変しました

23区内は電車・バスの路線が密で、たいていの場所に公共交通で行けます。買い物はネット通販と徒歩圏のスーパーで足り、たまの遠出はレンタカーやカーシェアで十分。車を持つ理由が、生活の中からほぼ消えてしまったのです。

それでも車を持ち続ければ、駐車場代は23区内だと地方の何倍にもなり、維持費はさらに膨らみます。「ほとんど乗らないのに、月2万円以上を払い続ける」——冷静に考えると、これは合理的ではありませんでした。生活エリアが変わったタイミングは、車を見直す絶好の機会だったと思います。

どう売ったか:一括査定で「大手より地方の中小」が最高値だった

売却には、カーセンサーの一括査定を使いました。1台の情報を入力すると複数の買取業者にまとめて査定を依頼できるサービスです。実際に使ってみて分かったのは、買取額は業者によって想像以上にばらつくということでした。

私のレネゲードの場合、各社の見積もりは170万円〜200万円と、最大で30万円もの差がつきました。そして一番高い値をつけたのは、誰もが知る大手チェーンではなく、地方の中小業者。最終的にその200万円の業者に売りました。

まじめくん

まじめくん

大手の方が高く買ってくれそうなイメージでした。

てぬき所長

てぬき所長

私もそう思っていました。でも実際は逆。だからこそ、1社だけで決めず幅広く当てる一括査定に価値があるんです。

業者によって「今ほしい在庫」「得意な車種」「販売ルート」が違うので、ある業者には安くても、別の業者には高く評価される——というのは十分に起こります。私の場合は地方の中小が最高値でしたが、これはあくまで一例です。逆のケースもあるでしょう。大事なのは「どこが高いかは出してみないと分からない」ので、できるだけ幅広く当てることだと実感しました。

一括査定はカーセンサーのほかにもいくつかあります。複数社へまとめて当てられる大手のサービスとしては、carview!(カービュー)の中古車一括査定などが知られています。

正直なデメリット:申し込み直後の「電話ラッシュ」

一括査定の最大のデメリットは、これは正直に書いておきます。申し込んだ直後から、複数の業者から一斉に電話がかかってくることです。私のときも、フォームを送信して数分のうちに着信が続き、その後の見積もり日程の調整もそれなりに手間でした。

「少しでも高く売りたい」なら幅広く当てる一括査定が有利ですが、その代償として、この電話対応と日程調整は避けられません。仕事中に何件も着信が来るのが苦手な人は、次の選択肢も知っておくと良いと思います。

電話ラッシュを避けたい人へ:オークション型という選択肢

「複数社からの電話は面倒」という人には、オークション型の買取サービスという選択肢があります。代表的なのがユーカーパックです。

仕組みはシンプルで、利用者の窓口はユーカーパック1社のみ。出品した車に対して買取業者がオークション形式で値をつけるため、複数業者から直接電話が殺到することがありません。手間を抑えつつ複数業者の競争原理で価格を引き上げられるのが特徴です。

※私自身はカーセンサーの一括査定で売却したので、ユーカーパックは使っていません。あくまで「電話ラッシュが苦手な人にはこういう選択肢もある」という紹介です。一括査定とオークション型、どちらが高く売れるかはケースによります。

まじめくん

まじめくん

手間を取るか、最高値を狙うか、ですね。

てぬき所長

てぬき所長

そういうことです。私は『幅広く当てて最高値』を優先しましたが、忙しい人はオークション型で手間を減らすのも十分アリです。

手放した後の生活:23区内なら、車なしで困らなかった

正直に言うと、私の場合は「車を手放した前後」を同じ条件で比較できません。手放したのは引っ越しと同時期で、生活エリアそのものが変わっているからです。

そのうえで言えるのは、23区内なら車なしで日常生活はほぼ困らないということです。通勤・買い物は公共交通と徒歩で完結し、どうしても車が要るとき(大きな買い物、遠出)はカーシェアやレンタカーで都度借りれば済みます。年に数回しか乗らないなら、所有するより借りる方が圧倒的に安く付きます。

逆に、車が生活インフラになっている地方では話がまったく別です。この判断は「住んでいる場所」に強く依存します(後述します)。

浮いた維持費は、そのままNISAに回している

車を手放して一番良かったのは、月約2万円という固定費が、まるごと投資の原資になったことです。乗らない車に払っていたお金が、将来の資産に変わったわけです。

仮に、この月2万円(年24万円)をNISAでS&P500のインデックスファンドに積み立て続けると、どうなるか試算してみます。

  • 毎月2万円を積立
  • 年率7%で運用(S&P500の過去の長期平均リターンをもとにした概算)
  • 20年間継続

この条件だと、元本480万円に対して、20年後にはおよそ1,000万円になる計算です(運用益は非課税)。もちろん相場次第で増減はありますが、「乗らない車に払い続ける」のと「将来の1,000万円に変える」のとでは、同じ月2万円でも意味がまったく変わってきます。

※年率7%・20年・毎月2万円の積立を前提にした概算で、将来の成果を保証するものではありません。

実際の私のNISAの運用状況は、毎月の運用報告で公開しています。

S&P500一本に絞っている理由や具体的なポートフォリオは、こちらで解説しています。

車に限らず、固定費は「一度見直せば自動で効き続ける」のが強みです。削減した固定費をそのまま投資に回す仕組みは、固定費削減した分をNISAに自動で回すで解説しています。

車を手放していい人・手放さない方がいい人

ここまで「手放してよかった」と書いてきましたが、これは万人に当てはまる話ではありません。判断は住んでいる場所と使い方で変わります。

手放してもいい人 手放さない方がいい人
都市部(公共交通が密)に住んでいる 地方・郊外で車が生活インフラ
通勤・通学に車を使っていない 毎日の通勤・送迎に車が必須
車に乗るのは月数回以下 仕事や趣味で頻繁に乗る
独身・少人数で身軽 子育て中で送迎・買い出しが多い

私のように「都市部・独身・乗る頻度が低い」がそろうと、手放すメリットが大きくなります。逆に、地方で毎日乗る人にとって車は必要な道具なので、無理に手放す話ではありません。自分の利用頻度と住環境を、維持費の実額と並べて冷静に見比べるのがおすすめです。

まとめ:乗らない車の月2万円は、将来のお金に変えられる

まじめくん

まじめくん

まずは自分の維持費が年いくらか、書き出してみます!

てぬき所長

てぬき所長

それが第一歩です。金額が見えると、持ち続けるか手放すかを冷静に判断できます。

  • 都内(23区内)・独身・低頻度なら、車は手放した方が合理的だった
  • 維持費は年約24万円(月約2万円)。乗っても乗らなくてもかかる固定費
  • 売るなら一括査定で幅広く当てる。私の場合は大手より地方の中小が最高値(200万円)だった
  • 一括査定は電話ラッシュが手間。避けたいならオークション型(ユーカーパック等)も選択肢
  • 浮いた月2万円をNISAに回すと、20年・年7%で約1,000万円の試算

車を手放すかどうかは、まず自分の維持費が年いくらかを書き出すところから始めるのが確実です。そのうえで「これだけ払う価値があるほど乗っているか」を見直してみてください。もし手放すと決めたら、売却は1社だけで決めず、一括査定で複数社へ幅広く当てるのがおすすめです。

※本記事は個人の体験・調査をもとに作成しています。維持費・税額・買取額は車種・年式・地域・時期により異なります。買取サービスの最新の条件は各公式サイトでご確認ください。

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