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一人暮らしの部屋にテレビはいらないと思っていました。
ミニマリストに憧れて42インチのテレビを手放し、PCモニターとFire Stickで代用する生活を半年続けました。部屋がすっきりします。電気代も下がる気がしました。そう思って手放しました。
でも半年後、私は65インチのテレビを買い直しました。
テレビを手放したことを、後悔していたからです。
モニターはデスクの前でしか見られません。Fire Stickではスポーツのリアルタイム中継が見られません。仕事用のデスクにゲームも集約するしかなく、環境を切り分けられないのもストレスでした。半年で「やっぱりテレビは生活に欠かせない」という結論に達しました。
買い直すなら中途半端なサイズにしたくない。1K9畳の部屋に65インチは大きすぎないか不安でしたが、視聴距離1.5mで使ってみると最初こそ違和感があったものの、すぐ慣れました。TCL 65T8Cを89,800円で購入して約1年。後悔はありません。
この記事では、テレビを手放して失敗した経緯から、65インチテレビを1年使った正直な感想まで、実体験をそのまま書きます。

結論:テレビを手放したことを後悔した。65インチを買い直して1年、後悔なし
先に結論を整理します。
- 42インチを手放したこと:後悔した
- 65インチを買い直したこと:後悔なし(むしろ正解)
- 65インチというサイズ:1K9畳・視聴距離1.5mなら最初の違和感はすぐ慣れる
- TCL 65T8C(89,800円):コスパ優秀。普段使いで画質に不満なし
ミニマリストに憧れてテレビを手放した経験から言うと、「テレビなし生活」は理屈では正しく見えても、実際の生活の質は下がりました。少なくとも私にはそうでした。
テレビは「なくても死なない」ですが、「あると生活が豊かになる」家電です。そして65インチという大きさは、一人暮らしの部屋でも十分に現実的でした。
テレビなし生活に失敗した話【PCモニター+Fire Stickの半年】
テレビのない半年間で、生活の快適さが想像以上に下がりました。

まじめくん
テレビを手放して本当に後悔したんですか?

てぬき所長
半年で「やっぱり買い直そう」と決断しました。
ミニマリストに憧れてテレビを手放した
持ち物を減らす生活に興味を持ち始めた時期、「テレビは一番場所を取るのに使用頻度が低い家電かもしれない」と思い、42インチのテレビを手放しました。
当時の考えはこうでした。
- 部屋がすっきりする
- テレビを見なければ時間が増える
- 電気代が下がる
- テレビCMの影響で無駄な消費が減る
手放した直後は「なんてすっきりした部屋だ」と満足していました。テレビのあった壁面が空いて、部屋が広く感じました。
PCモニター+Fire Stickで代用した半年間
テレビの代わりに、PCデスクの38インチモニターにFire Stickを挿して動画を見る生活を始めました。NetflixもAmazonプライムビデオも見られます。画面サイズは十分で、最初は「これで足りる」と思っていました。
ところが半年続けると、じわじわとストレスが蓄積していきました。
- デスクの前でしか見られない:モニターはPCデスクに固定されています。ソファに座ってリラックスしながら見る、という使い方ができません。動画を見るたびにデスクチェアに座り直す必要があります
- スポーツ中継がリアルタイムで見られない:Fire StickはTVerやNetflix等のVODサービスには対応していますが、地上波のリアルタイム視聴はできません。後から見られる番組も増えましたが、スポーツ観戦はリアルタイムが前提です。これが地味に大きな制約でした
- デスクに仕事とゲームが混在するストレス:PCモニターしかないため、ゲームもデスクでやるしかありません。デスクは仕事用に最適化したいのに、仕事の妨げになりうるゲーム機器をデスク周辺に置くしかない状況がずっとストレスでした
- 「ながら視聴」が事実上できない:部屋にいながら自由な姿勢で視聴する、という使い方がPCモニターでは難しいです。ストレッチや軽い運動をしながらテレビを流すといったことができません
最初の1ヶ月は「慣れれば問題ない」と思っていました。でも2ヶ月、3ヶ月と経つにつれ、小さなストレスが確実に積み重なっていきました。
「テレビは生活に欠かせない」と気づいた
決定打はスポーツ観戦でした。楽しみにしていた試合をリアルタイムで見ようとしたとき、Fire Stickでは対応していないことを改めて実感しました。Tverで後から見られる試合もありますが、スポーツの醍醐味はリアルタイムの緊張感です。「この不便さと付き合い続けるのは限界だ」と感じたのがちょうど半年目でした。
私が大切にしているのは「考えなくていい状態を作ること」です。テレビがないと、動画を見るたびにデスクチェアに座り直すしかありません。帰宅後もリラックスできる場所がなく、ソファは視聴に使えない置き場所になっていました。テレビがあれば、ソファに座ってリモコンを押すだけで完結します。この差は意外と大きかったです。半年のモニター代用生活は、逆にテレビの価値を証明してしまいました。
なぜ42インチ→65インチにサイズアップしたか
1K9畳でも65インチは現実的です。視聴距離の計算と、TCLを選んだ理由をそれぞれ説明します。
9畳なら65インチは現実的か(視聴距離の計算)
4Kテレビの推奨視聴距離は「画面の高さ×1.5倍」が目安です。65インチの画面高さは約81cm(縦横比16:9、対角線165cm)。計算すると推奨視聴距離は約1.2m以上になります。
私の部屋では視聴距離が1.5mほどあったため、余裕で基準を満たしていました。実際に使っていると目が疲れる感覚はなく、4Kの精細さが1.5mの距離でも十分に活きています。
| 部屋の広さ | 視聴距離の目安 | 65インチとの相性 |
|---|---|---|
| 6畳 | 1.0〜1.3m | ギリギリ(レイアウト次第で可能) |
| 8畳 | 1.3〜1.8m | 快適 |
| 9畳(私の部屋) | 1.5m | 余裕あり・後悔なし |
| 10畳以上 | 1.8m以上 | 映画館感あり |

まじめくん
9畳に65インチって大きすぎませんか?

てぬき所長
最初は違和感がありましたが、1週間でまったく気にならなくなりました。

TCL 65T8C(89,800円)を選んだ理由
65インチの4Kテレビを選ぶにあたって検討したのは主に4ブランドです。
| ブランド | 代表機種 | 価格帯(65型) | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| ソニー BRAVIA | XRJ-65X90L | 15〜25万円 | 映像処理エンジン「XR」搭載。国産ブランドの信頼性 |
| パナソニック VIERA | TH-65MX950 | 20〜27万円 | Mini LED+量子ドット。有機ELモデルも展開 |
| ハイセンス | 65U8N | 10〜15万円 | Mini LED+量子ドット。コスパ重視層に人気 |
| TCL(購入) | 65T8C | 89,800円 | 量子ドット+144Hz倍速。同価格帯で最も充実したスペック |
ハイセンスも本気で検討しました。価格帯が近く、コスパ路線では双璧です。最終的にTCLを選んだのは、量子ドットパネルと倍速(144Hz)のスペックが同価格帯でより充実していたためです。
TCLは中国のテレビメーカーで世界シェア2位。日本では知名度が低いですが、量子ドットパネル・倍速・Alexa対応・Google TVと、普段使いに必要なスペックはすべて揃っています。
購入タイミングについては、セールや特定の時期は特に意識しませんでした。「欲しい」と思ったタイミングで、そのときの市場の中から性能と価格を見て選んだというだけです。
55インチか65インチかでも迷いましたが、「後悔したくない」という一点で65インチにしました。設置後は最初こそ「でかいな」と感じましたが、1週間ほどで慣れました。
購入・設置の注意点【一人暮らし・1人作業の実録】
一人暮らしで65インチを設置するには、搬入と組み立ての2つで注意が必要です。
搬入・設置サービスについて(スタンドは対象外)
私は配送と同時に組立サービスを申し込みました。しかし、スタンドへの取り付けはサービスの対象外でした。テレビ本体の開梱・接続は対応してもらえますが、スタンドへの固定作業は自分でやる必要があります。
結局1人で対応しましたが、これがかなり大変でした。TCL 65T8Cの本体重量は約21kgあります。大きなパネルを1人で傾けながらスタンドにネジを締める作業は、バランスを崩すとパネルを倒してしまうリスクがあります。友人に手伝ってもらえる状況なら、必ず頼んだ方がいいです。
テレビスタンドの選び方(WALLと比較した話)
テレビの置き方は主に3択です。
- テレビ台(ローボード):床に低く設置。収納はできますが掃除がしにくい
- 壁掛け:スッキリしますが、賃貸では壁に穴を開ける必要があり現実的ではありません
- テレビスタンド:高さ調整可能・移動できる・賃貸でも問題なし
私がスタンドを選んだのは、個人的な事情が大きいです。理由は2つあります。
- テレビ台の収納が不要:ゲームソフトはプレイしたらすぐ売るので、手元にほとんど残りません。テレビ台の収納スペースを活かせる状況ではなかった
- 65インチ対応のテレビ台は想像以上に大きい:65インチが乗るサイズのローボードはかなり横幅があります。ただでさえ狭い1K9畳に置くと、テレビ台だけで部屋の圧迫感がかなり増します。スタンドの方が見た目がスッキリする
収納スペースが必要な方や、インテリアの統一感を重視する方には、テレビ台の方が合っている場合もあります。一般論としてスタンドが正解ということではなく、自分の部屋と使い方次第で変わります。
私が比較検討したのはWALLシリーズ(V3)とタンスのゲンのガス昇降スタンドの2択でした。WALLはデザイン性が高くスタイリッシュですが、価格が高め。また、足部分が傾斜したデザインのモデルが多く、上に物を置くことができません。
タンスのゲンを選んだのは価格だけが理由ではありません。「65インチ対応であること」「棚に物が置けること」という2条件で探したところ、これがベストでした。Amazon EchoやFire Stick、ゲームコントローラーをスタンドの棚に収納できるのが決め手でした。
なお、ガス昇降の高さ調整機能は設置後ほぼ使っていません。設置時に位置を決めたらそのままです。

65インチを1年使ってよかったこと・正直な後悔ポイント
購入から約1年経過した現時点での感想を正直に書きます。

よかったこと
- ソファでリラックスしながら見られる:これが最大の改善です。帰宅してソファに座り、リモコンを1回押すだけで完結します。PCモニター時代の「デスクに座り直す」という手間が消えました
- スポーツ中継をリアルタイムで見られる:地上波の受信ができるため、スポーツ観戦の制約がなくなりました。Fire Stickではできなかったことです
- デスクを仕事専用に戻せた:ゲームはテレビ画面でできるようになり、デスク周辺にゲーム機器を置く必要がなくなりました。仕事環境とゲーム環境を物理的に切り分けられたのは、思ったより大きな改善でした
- Google TV搭載でVODがそのまま使える:Netflix・Prime Video・TVer等がテレビ単体で起動できます。Fire StickはAmazon Echoとの連携のため今も使っていますが、VOD視聴自体はテレビ側で完結しています
- Amazon Echo x2と組み合わせた音環境:テレビ内蔵スピーカーではなく、Amazon Echoを2台使って音を出しています。映像と音の組み合わせとしては十分満足できる環境になっています
正直な後悔ポイント
強いて言えば1つだけ。次の引越しが少し大変になりました。65インチは業者に頼まないと搬出が難しく、引越し費用に影響する可能性があります。
それ以外の後悔はありません。「65インチは一人暮らしには大きすぎる」という購入前の不安は杞憂でした。
ユーザーの口コミ・第三者の声
TCL 65インチテレビに関する実際の購入者の声を紹介します。価格対比の満足度が高いという評価が目立ちます。
「画質がきれい。国産メーカーに負けてない」(購入者レビュー)
「この価格でここまでの映像が出るの、と正直驚いた。コスパがすばらしい」(購入者レビュー)
「スマホで見つけた映画をすぐテレビに映せるのが最高。Google TVの使い勝手がいい」(購入者レビュー)
「動きの速い映像だと残像が残り、少しボヤける場面がある」(購入者レビュー)
「リモコン操作にもっさり感がある。チャンネル切り替えにワンテンポ遅れを感じる」(購入者レビュー)
「音声の自動音量調整がやや不安定。アプリを切り替えると音量が変わることがある」(購入者レビュー)
よくある質問
Q: 一人暮らし6畳に65インチは無謀ですか?
6畳でも視聴距離1.2m以上確保できれば現実的です。ただし、部屋のレイアウト次第では家具の配置が制限される場合があります。8畳以上あれば余裕を持って使えるため、6畳では55インチも選択肢に入れた方が無難かもしれません。
Q: テレビをスタンドに1人で設置できますか?
できないことはないですが、かなり大変です。2人いた方が安全です。65インチの液晶パネルは約21kgあり、1人でスタンドに取り付けるときは傾けながらネジを締める作業が難しくなります。組立サービスを頼んでもスタンドへの取り付けは対象外のことが多いため、事前に確認が必要です。
Q: Fire StickからGoogle TV搭載テレビに変えると使い勝手はどう変わりますか?
VOD視聴はテレビ単体で完結するようになります。Netflix・Prime Video・TVerなどのアプリがテレビに内蔵されているため、Fire Stickのリモコンが不要になります。ただしAmazon Echoと連携している場合はFire Stickを残す場面もあります。
まとめ:テレビを手放してわかった。65インチは正解だった
テレビを手放して失敗した経験と、65インチを買い直して1年の結論をまとめます。

まじめくん
結局、テレビって必要なんですね。

てぬき所長
手放してみてわかりました。少なくとも私には、テレビは必要でした。
テレビを手放したことで得たのは「すっきりした部屋」だけでした。失ったのは「ソファでリラックスして見る体験」「スポーツのリアルタイム視聴」「PCとゲームを分ける自由」でした。半年のモニター代用生活で、それがわかりました。
そして65インチを買い直して1年、後悔はありません。一人暮らしの9畳に65インチは現実的で、最初の違和感はすぐ慣れます。コスパを重視するなら、TCL 65T8Cは十分に検討に値する選択肢だと思います。
テレビがなくても困らない人はいると思います。ただ、私には必要でした。それがわかっただけで、半年の遠回りには意味があったと思っています。
購入したテレビとスタンドはこちらです。





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